ペンギンオヤジの舌癌日記

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【闘病記023】いくら掛かった?入院治療費と差額ベッド代

病院の領収書とお金の写真

HiCさんによる写真ACからの写真


 

今回は1か月間の入院治療費と差額ベッド代の話しです。

差額ベッド代についての決まりや病院との交渉方法などについてもまとめました。

1か月間の入院治療費は545,502円

医療費のイメージ

HiCさんによる写真ACからの写真

 

2017年6月5日に入院し、翌月の7月4日に退院したので、入院期間はちょうど1か月ということになりました。

 

その期間に掛かった費用は以下の通りでした。

  6月5日ー6月30日 7月1日ー7月4日 合計
保険治療費 35,400 35,400 70,800
特別療養環境室料 360,000 60,000 420,000
医療外課 3,000 400 3,400
食事代一部負担 15,330 2,100 17,430
消費税 29,040 4,832 33,872
合計 442,770 102,732 545,502

退院するときに窓口で支払った金額は545,502円でした。

保険治療費(70,800円)


健康保険が適用される治療費については「限度額適用認定証」を提出してあったので、1か月の最大負担額が35,400円に抑えられました。 足かけ2か月だったので、倍の70,800円です。

 

※「限度額適用認定証」による1か月の最大負担額は所得によって異なります。

※「限度額適用認定証」についてこちらのページにまとめてあります
【闘病記011】治療費の話し(「限度額適用認定証」について)

 

特別療養環境室料(420,000円)

いわゆる「差額ベッド代」です。私の場合は1日あたり15,000円の部屋に入っていたので、28日分で420,000円です。 手術当日と翌日はICU(集中治療室)だったので、その2日間はカウントされていません。

 

※差額ベッド代は病院によって異なります。

 

ちなみに差額ベッド代は保険適用外なので全額自己負担になります。

 

医療外課(3,400円)

今もって何だか分かりませんが、たぶん医療行為以外の何かしらの施術を受けたのかな?と思っています。

 

食事代一部負担(17,430円)

 

食事代の一部が自己負担になります。

消費税(33,872円)

「特別療養環境室料(差額ベッド代)」と「医療外課」の合計金額に課税されます。

 

こうしてみると、支払金額の大半が「差額ベッド代」だったということがお分かりいただけると思います。

 

ちなみに退院後、「県民共済」の医療保険に保険金を申請して、受け取った額が185,000円でした。

 

  • 生命共済疾病入院共済金(135,000円)
  • 生命共済手術共済金(50,000円)

 

県民共済」は手続きも支払いも速やかに済んでとても助かりました。

 

差額ベッド代

病室の写真

acworksさんによる写真ACからの写真

 

厚労省の資料によると、差額ベッド代の発生する病室の条件は以下の通りになります。

 

  • 1病室4床以下
  • 面積が一人あたり6.4平方メートル以上
  • ベッドごとにプライバシーを確保する設備があること
  • 個人用の私物収納設備、照明、小机、椅子が設置されていること

 

差額ベッド代というと個室を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、4人部屋でも差額ベッド代が発生することがあるのです。

 

私も1年後に再発転移が見つかって入院したときには差額ベッド代が発生する4人部屋に入ったことがあります。

 

個室で1か月過ごした私の感想

入院イメージ

acworksさんによるイラストACからのイラスト

 

私が入院していた病院の個室は広かったですが、ベッドが特別にフカフカということもなく設備も他の部屋と同等のものでした。

 

それでも、個室の入院生活は快適でした。

 

私が感じた快適ポイント

  1. 他の人の騒音(いびき、物音など)を気にしないで済む
  2. イヤホン付けずにテレビが見られる
  3. トイレ、洗面台の順番待ちがない

 

大部屋だとやはり同室の人の騒音が気になりますよね。特に夜中のいびきとかに悩まされなかったのは幸いでした。

 

騒音・・・といっては失礼かもしれませんが、お見舞い客との会話。あれも延々と聞かされるとちょっとストレスになることがあるので、個室の静かな環境はありがたかったです。

 

普通の病室だとテレビやラジオを視聴する際、イヤホンを通して音を聞くことになりますが、個室は堂々とイヤホン無しで視聴できます。(さすがに音量は少し控えめにしていましたが)

 

病院によってはトイレや洗面台が病室とは別に離れたところにある場合もあると思いますが、私がいた病院ではそれぞれの部屋に(個室も相部屋も)トイレと洗面台がありました。

 

そうすると、自分が使いたいときに他の誰かが先に使っていて「待ち」となる場合があります。

 

トイレに関しては共同利用のものが1フロアに2か所あったので我慢できそうにないときは、そちらに行ってましたが、個室であればそういうことも一切関係なく自分の使いたいときに利用できました。

 

ただし、看護師さんや見舞客が来ない限りはずっと一人で過ごすことになるので、寂しいといえば寂しい環境でもあります。

 

「ちょっと人恋しいな」と感じたとき、私は部屋の外に出て廊下をウォーキングしたり、顔見知りの看護師さんとひと言、二言の会話を交わしたりしてました。

 

差額ベッド代を交渉してみる

病院とお金の天秤のイメージ

studiographicさんによる写真ACからの写真

 

とても快適な個室環境でしたが、それでも1日あたり1万5千円の差額ベッド代は経済的にはものすごく負担になります。

 

ちなみに4人部屋の特別室では1日あたり3,500円の差額ベッド代が発生しました。

 

ご存知の方もいると思いますが、特別室に入っても差額ベッド代を払わなくても良いとされているケースがあります。

 

  1. 患者に対して同意書による確認を行っていなかった場合
  2. 治療上の都合で特別室に入院した場合
  3. 病院側の都合で特別室に入院した場合

 

詳しくはこちらのページをご参照ください
差額ベッド代とは?入院費を安く抑えるために必ず知っておきたいポイント!「保険相談ナビ」

 

私が試した差額ベッド代の交渉方法

NGのプラカードを持つナースのイラスト

きのこさんによるイラストACからのイラスト

 

よくあるのが普通部屋を希望しているのに空きがないという病院都合で特別室に入られてしまうケースではないでしょうか?

 

私も入院前、普通部屋を希望しているのに空きがないために特別室が割り当てられたことがありました。

 

一応、入院時に渡される書類には次ような文言が書かれていました。

 

◇入院申込時にベッド希望をお伺いしておりますが、入院状況によりご希望に添えない場合がありますので、ご了承ください。

 

これはつまり、ベッドが空いてない場合はちゃんと差額ベッド代を払うように!ということですね(笑)

 

それでも、入院手続きをしているときにおずおずと「普通部屋を希望しているのですが空いてないのですか?}と聞いてみました。

 

すると窓口の担当者は少し困ったような顔をしながら、内線でどこかに確認をした後「分かりました。差額ベッド代はいただかないようにしますが、途中で(普通部屋に)空きが出たら病室を移ってもらいますがかまいませんか?」と言ってくれました。

 

どこの病院でも通用するか分かりませんが、言うだけ言ってみるのも手ではないでしょうか?

 

ただし、退院するときに言うのではなく入院手続きをするとき(入院前)に交渉するのが良いと思います。

 

もう一点。

 

看護師さんのイラスト

さんによるイラストACからのイラスト

 

 

やむを得ず差額ベッド代が発生する特別室に入ることになっても病棟の看護師さんなどに普通部屋に空きが出たら移りたい!と言っておくと声を掛けてもらえることもあると思います。

 

病院相手に言い争いをしても仕方ありませんが、自分の希望は遠慮せずにはっきりと病院側に伝えておいた方が良いと思います。