ペンギンオヤジの舌癌日記

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【闘病記022】闘病生活で大切な考え方(その2)

 

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前回に続いて、闘病生活を送るのに私が大切にしている「考え方」について書いてみました。

何かとツラいことのある闘病生活ですが、気の持ちようでずいぶんと見える世界が変わってくると思うのです。

病気だけでなく、日常の中で逆境にあるときに参考にしてもらえると嬉しいです。

試練を乗り越えた先には成長した自分が待っている

高飛びの写真

 

癌を告知されたときに「まさか!なんで自分が!」と思う人が少なくないそうです。

 

いまや「癌は治る病気」と言われるようになりましたが、相変わらず癌で命を落とす人が多いのも事実です(日本人の死因、第1位)

 

だから医師から癌を告げられたとき、多少なりとも動揺してしまうのは無理ないと思います。

 

それに「癌は治る病気」と言われても、治すために手術、抗がん剤治療、放射線治療など大変な治療を乗り越えていかないといけません。

 

水泳の池江璃花子選手が白血病治療で「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです」とツイートしたことがニュースになっていましたが、屈強なアスリートに「数千倍しんどい」と言わせるほど癌の治療って大変だったりするんですね。

 

私も舌癌の治療(手術、抗がん剤放射線と一通り経験しました)を受けているときや、「もう元の身体には戻れない」という現実を突き付けられたときには正直、しんどいなぁって思いました。

 

だけど私は「人生に無駄なことなんて何一つない」って思っています。

 

だとしたら、自分が癌になったことにも何か意味があるんだろうと考えるようにしています。

 

その意味って何だろう?と何度も考えました。

 

今のところ「この試練を乗り越えた先には少し成長した自分が待っている」と思っています。

 

きっと私を成長させるために神さまが今回の試練を与えてくれたのでしょう。

 

頑張って乗り越えてみせます!

 

未来に目を向ける

成功への道のイメージ

studiographicさんによる写真ACからの写真


 

ツラいとき、苦しいときってその瞬間が未来永劫つづくように感じることがあります。

 

来る日も来る日も抗がん剤の副作用に悩まされているときなど、「一体いつになったらラクになれるんだろう?」と何度も思いました。

 

そういう時って思考がすごく近視眼的になってるんですよね。

 

だからこそ、ちょっと先の未来のことを考えてみる。

 

「この治療が終わったら・・・」「元気になったら・・・」やってみたいことの一つや二つはありますよね。

 

そういうちょっと先の楽しい未来のことをあれこれと想像してみると、少しは気も紛れるというものです。

 

それに、もしも本当にその未来を手にしたい!と思えば、自分が今やるべきことは何かということも考えられようになるし、ツラい治療を乗り越えるパワーにもなると思うのです。

 

「明けない夜はない」という言葉の通り、今の苦しみがずっと続くわけではない!と自分に言い聞かせることも必要だと思うのです。

 

体は元気になりたがっている!

元気をチャージするイメージアイコン

れおぽんさんによるイラストACからのイラスト


 

入院しているときに友人がSNSで「体は元気になりたがっているんだよ」という言葉をおくってくれました。

 

この右太腿の傷跡もそうですし、頸部リンパ節の切除で切開した首筋の傷跡も今では殆ど分からないくらいきれいになりました。

 

そうやって体が少しずつ元気になっていくのを見ると、人間の体の復元力ってすごいな!とよく思います。

 

そして・・・そうやって体が頑張ってくれているときに心が負けてちゃいけない!と思うのです。

 

人間の心と体って表裏一体だと思うんです。

 

体の調子が良くなれば自然と気分もあがるし、気持ちがポジティブであれば体に対しても良いフィードバックが生まれるんじゃないかと思うのです。

 

まとめ(keep smile)

ひまわりの写真

acworksさんによる写真ACからの写真


 

私は仏教の「和顔施(わがんせ)」という考え方が大好きです。

 

笑顔は人の気持ちを和ませる。だから、人に笑顔を向けることは相手の人に対する恵みになるという考え方です。

 

言葉がうまく話せなくなったのなら、そのぶん笑顔を向ければいいと思うのです。

 

それに、笑顔は相手のためだけでなく自分にとっても免疫力を高めてくれるという効果があるそうです。

 

例え心から笑えないときでも、口角を上げるだけで脳は「笑ってる」と判断してくれるらしいです。

 

癌の治療中、笑えない時っていっぱいあります。

 

そんな時でも(むりやりにでも)口角を上げてみる。それだけでも少し心が軽くなったような気がします。

 

何かとツラいこともある闘病生活ですが、暗い気持ちでいても仕方ないので、先ずは笑顔をつくってみる。

 

最初は作り笑いかもしれないけど、だんだんと心から笑えるようになっていくように思うのです。