ペンギンオヤジの舌癌日記

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【闘病記012】家族説明と5年生存率50%

 

ハート雲とホスピタルと草原

ハート雲とホスピタルと草原

RRiceさんによる写真ACからの写真

 

 

今回は一緒に病院に来てもらった弟が主治医から私の手術や治療方針について説明を受けた話です。

最後の方には病院選びをするときに参考になるWEBサイトのことも書きました。

2017年6月1日。

それまで病院へはずっと1人で行っていましたが、主治医から手術前に家族の方を連れてきてくださいと言われたので、その日は弟と一緒に診察を受けに行ってきました。

家族説明

家族付き添いの理由

この病院では手術の際には家族など近しい人の付き添いをしてもらうようになっているようで、私も何度か手術の付き添いのことを言われていました。

 

家族の立ち会いが必要なわけとは、手術中にもしも命に関わるような不測の事態が起きたときに、どういう処置をするか家族と相談するためだそうです。

 

しかし、その当時、両親はそれぞれ入院中だったので長時間の手術中に父か母に何かあったら弟が対応するしかありません。

 

そんなワケで「手術は一人で受ける」と私は決めていました。

 

そして、もしも不測の事態が発生した場合は先生がベストと思う選択をしてくださいと伝えてありました。

 

家族への説明内容

その日は主治医から弟に対して病状や手術の内容、今後の治療方針などについての話しがありました。

 

説明内容の殆どはそれまでに説明を受けてきたものでしたが、いくつか「初めて聞いたぞ!」というものもありました。

 

手術はこれまで「8人掛かりで8時間」と説明を受けてきました。 それが「5、6人で10時間の手術」になるそうです。

 

まぁ、どうせ麻酔で眠らされているので2時間くらい延びたところで何の問題もありませんが・・・

 

私の手術は6月6日の朝8時半から行うそうなので、終わるのが夕方の6時頃ということになります。

 

手術の時には気道を確保するために喉の下の方に穴を開けるそうです。 そのため、2週間くらいは声が出せなくなるとか。。

 

5年生存率50%

この病院で今回と同じような内容の手術をやって今まで手術が原因で亡くなった方は1人もいないそうです。

 

ネット情報ですが、この病院は舌癌の手術実績では県下で2番目に多いのです。

 

私がセカンドオピニオン先の病院ではなく、この病院で手術を決めた要因はこの手術実績を信頼したからです。

 

加えて、今度の手術で死ぬようなことはないが、病院の実績として「5年生存率は50%」と言われました。

 

ステージ3の癌の5年生存率は40%から50%というのは本で読んで知っていました(ただし、どこの臓器にできた癌かによってこの数字は変わってきます)。

 

でも、主治医から面と向かって言われると急に他人事ではなく現実味をもって心に刺さりました。

 

5年生存率50%ということは、確率1/2で5年後には生きていないかもしれない・・・ということですよね。

 

どうせ人間、必ず死ぬんです。
それが早いか、遅いかの違いはあっても・・・

 

それは理屈としては知っていても、死ぬのはずっと先のこと!って思っていました。

 

でも、「5年」という数字を突きつけられると「もう1日も無駄にできない!」という気持ちになりました。自分の人生と向き合わざるを得ない!

 

5年生存率50%。 厳しい数字かもしれないけど、それをマイナスに捉えるのではなく自分の人生と向き合い、1日1日を大切に真剣に生きていくきっかけにしたいと思ったのでした。

 

弟の想い

主治医からの話がひと通り済んだとき、隣に座っていた弟が深々と「どうかよろしくお願いします」と先生に向かって二回くらい頭を下げました。

 

横で、そんな弟の姿を見ていたら何だか目頭が熱くなってきてしまいました。

 

性格も行動も真逆で、それまではぶつかることが多く、決して仲がいいとは言えないくらいの兄弟仲でした。

 

そんな弟があんなに丁寧に深々と頭を下げる姿を見たら、何だか本当に泣きそうになりました。

 

友人からの激励

般若心経の写経

写経

その2日くらい前、入院している父と母それに私の病気の回復を祈念して般若心経の写経をしました。

 

それを学生時代の友人が住職をしているお寺に納経させてもらったのです。

 

そしたら、その住職(友人)が突然、遠路はるばる私に会いに病院までやって来てくれました。

 

弟と二人で診察室から出てきて帰ろうとすると、院内のカフェにその友人が座って私のことを待っていてくれていました。

 

「渡したいものがあったからさ」と言ってお寺のお守りを手渡してくれました。

 

それと手術後に話ができなくなるだろうからと、携帯サイズのホワイトボードまでプレゼントしてくれたのです。

 

ただでさえ弟が頭を下げる姿を見て、目がウルウルしていた直後だったので、危うく涙腺が崩壊するところでした。

 

嬉しいやら、ありがたいやら、もう言葉にならないですよね。

 

それにしても、癌になってからというもの多くの人たちから優しさを貰い、支えてもらいました。

 

果たして自分は今まで、こんなに人に優しく生きてきたかな?

 

今は自分のことで精一杯だけど、元気になったら恩返しのためにも、もっと優しい気持ちで生きていこうと思ったのでした。

 

病院別の手術実績の調べ方

自分が手術を受ける病院をどうやって決めますか?

 

私が病院を決めたポイントは2つありました。

  • 比較的家から近い
  • 舌癌の治療実績が県下で2番目に多い

 

これは友人に教えてもらったのですが、病気別に治療実績を調べられるサイトがあります。

病院口コミ検索サイト【caloo・カルー】

(1)検索窓に病名を入力して検索します

(2)病院別の実績が表示されます(都道府県別に絞り込みもできます)

もし、よかったら病院選びの参考に使ってみてください。