ペンギンオヤジの舌癌闘病と母の介護

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【闘病記009】セカンドオピニオンのまとめ(手順・受け方・感想など)

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iPadで説明する医師

FineGraphicsさんによる写真ACからの写真

今回は私の体験を踏まえてセカンドオピニオンを受けるまでの手順や注意点、私の感想などについてまとめてみました

 

セカンドオピニオンとは?

セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択肢などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。

 

セカンドオピニオンは、担当医を替えたり、転院したり、治療を受けたりすることだと思っている方もいらっしゃいますが、そうではありません。

「国立がん研究センターがん対策情報センター」WEBサイトより

 

ここでは次の2点がポイントだと思います。

・患者側が納得のいく治療法を選択するために主治医とは違う医師に「第2の意見」を求めること

・主治医の変更、転院、再度の診察ではない

 

あくまでも、患者が自分で納得したうえで治療を受けるための意見を求める場であるということですね。

 

私の場合は、主治医から提案された手術とその後の後遺症について最初は納得できず、他の治療法がないかを相談するためにセカンドオピニオンを受けることを決めました。

 

セカンドオピニオンを受けるまでの手順

セカンドオピニオンを受けるまでの流れは以下の通りになります。

(1)主治医に申し出る
(2)紹介状や診療情報提供書を受け取る
(3)セカンドオピニオンを受ける病院を探して予約を取る
(4)事前に相談内容をまとめる

それでは順番に説明していきますね。 (病院によって対応が違う場合もあるかと思いますが、その点はご了承ください)

 

主治医に申し出る

先ずは今の主治医に「セカンドオピニオンを受けたい」という希望を伝えるところから始まります。

 

その際に主治医にセカンドオピニオンの話しを言いだしにくい、というふうに考える人もいるようです。

 

週刊朝日が行ったアンケートでは患者から「セカンドオピニオンを受けたい」と言われた時に医師がどのように感じたかを調べたところ次のような結果が出ています。

 

・なんとも思わない・・・60% ・歓迎する・・・・・・・35%

 

この調査結果を見る限り、今や医療の現場ではセカンドオピニオンは当たり前のこととして受け止められているんだなぁと思います。

 

「セカンドオピニオン」、主治医は不快になる? ならない? 医師の“本音”

 

私の場合は舌の痛みで話すことが困難だったので、手帳に「セカンドオピニオンを受けたいので紹介状をお願いします」と書いて、主治医に見せました。

 

主治医の方も別に顔色を変えることなく、「分かりました」と応じてくれました。

 

紹介状、診療情報提供書などを受け取る

私の場合、主治医にセカンドオピニオンを申し出ると病院側が「紹介状」と「診断情報提供書」を用意して渡してくれました。

 

セカンドオピニオンの担当医はこの書類やデータを確認したうえで、相談にのってくれたり、アドバイスしてくれます。

 

もしも、主治医に申し出ることなくセカンドオピニオンを受けてしまうと、この書類やデータが無いままに受診することになり適切な相談やアドバイスが受けられなくなってしまうと思います。

 

この書類やデータは当日、病院に持っていく場合と事前に送る場合とがあるようなので、予約の電話をした時点で確認してみてください。

 

病院を探して予約を取る

次にするべきことは、セカンドオピニオンを受ける病院を探すことです。

探す手段としては以下の方法があるかと思います。

  • 自分で本やネットを使って調べる
  • 友人、知人に情報を貰う
  • 主治医に紹介して貰う
  • 「がん相談支援センター」に問い合わせる

私の場合は自分で調べた病院には断られてしまい、Facebookで友人たちに「情報があったら教えて欲しい!」とお願いをして、集まった情報の中から決めました。

 

「がん相談支援センター」は全国にあり、近くでセカンドオピニオン外来を受け付けている病院を紹介してもらえるようです。

 

詳しくは以下のサイトをご確認ください。

「国立がん研究センターがん情報サービス」

 

また、せっかく病院を探しても予約がうまく取れない場合があります。 私も予約の電話をしたら、混んでいて1か月以上も先になると言われたことがありました。

 

その時は手術のスケジュールもあるので、そんなに待つことは出来ず「それなら、けっこうです」と受話器を置いてしまいました。

 

セカンドオピニオンを受けるためには2、3の複数の病院に当てをつけておいた方が良いかもです。

 

相談内容をまとめる

セカンドオピニオンで自分は何が聞きたいのか、どんな相談、アドバイスを受けたいのかを当日までにまとめておいた方が良いと思います(できれば、紙に書き出す)。

 

私は手術以外の治療の選択肢がないかどうか?と主治医に勧められた手術前の抗がん剤治療は受けるべきなのかどうか?という2点について相談したいと思っていたので、それを手帳に書いて持っていきました。

 

セカンドオピニオン当日

相談時間は30分から1時間くらいが一般的なようです。 私は1時間くらいでした。

 

担当医が1対1でとても丁寧に説明してくれました。

 

また、事前に書いたメモを持っていったおかげで、聞きたいこと、確認しておきたいことも漏れなく聞くことが出来ました。

セカンドオピニオンの費用

ネットを見ると30分で5千円から1万円というのが相場のようです。 (基本的に保険適用外のようです)

 

私の時は1時間の相談時間で約1万円だったと記憶しています。

セカンドオピニオンを受けて良かったこと

私は手術以外の治療の選択肢が欲しくてセカンドオピニオンを受けました。しかし結果として、他の選択肢の情報は得られませんでした。

 

それでも、セカンドオピニオンを受けて本当に良かったと今でも思っています。

 

なぜかというと、手術の妥当性についてすごく納得することが出来たからです。それに加えて舌癌という病気の性質や、心配していた後遺症のことについてもより詳しく知ることができました。

 

もしも、セカンドオピニオンを受けずに手術を受けていたら、きっと今でも「他にもっといい手があったんじゃないか」と後悔していたと思います。

 

もしも、他の治療法を提案されていたら、それはそれで選択肢が増えてより自分の希望に合った治療を受けることが出来るようになります。

 

私のように他の治療法が見つからなかったとしても、病気のことや治療についての理解が深まると思います。

 

大切なのは「第2の意見」をもらうことで、より納得して前向きに治療を受けるようになることではないかと思います。

 

最後にやること

セカンドオピニオンを受けたら、その結果を主治医に伝えることになります。私の場合はセカンドオピニオンの担当医が書類を用意してくれたので、それを主治医に渡しました。

 

そしてセカンドオピニオンの結果を踏まえて、今後の治療について主治医と話し合います。

 

場合によっては、そこで病院を変えることを選択する人もいるようです。

 

私の場合は、主治医に手術をしてもらうか、病院を変えてセカンドオピニオンを受けた病院で手術をするかという選択でした。

 

主治医から「どうしますか?」と言われ、迷うことなく「こちらでお願いします」と答えたのでした。

 

参考情報など

ここまでセカンドオピニオンについて私の経験と当時、ネットで調べたことを元にまとめてみました。

 

しかし、所詮は素人意見ですし私の経験もOne of themに過ぎません。

 

あくまでも参考情報として受け止めて頂ければ幸いです。

 

セカンドオピニオンを受けるのに役に立ったサイトをいくつか紹介しておきますので、もしよかったらご覧ください。

【医療】セカンドオピニオンをもらうには、どうしたらいい?

セカンドオピニオンが必要と思っていても実際の受診は3割

 

 【追記】医療保険がん保険などの付帯サービス

 

この記事を読んでくれた友人から情報をもらったので、追記します。

 

医療保険がん保険に入ってる方もいらっしゃるかと思います。

 

そうした保険の中にはセカンドオピニオンについての付帯サービスがついているものもあるようです。

 

サービスの内容は各保険によって違うと思いますが、ざっと調べたところによる

 

  1. 最初に保険会社の窓口に電話をかけてセカンドオピニオンを受けたい旨を申し出る
  2. 電話を受けた担当者が症状や希望などを確認してセカンドオピニオンを手配する
  3. 後日、セカンドオピニオンを受診する

こういう流れのところが多いようです。

 

参考例

www.orixlife.co.jp

 

もし、医療保険がん保険に加入されているようでしたら、ぜひ付帯サービスの内容を確認してみて下さい。