ペンギンオヤジの舌癌日記

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【闘病記007】心臓エコー検査と術前外来

 

同意書にサインを求める男性医師

同意書にサインを求める男性医師

FineGraphicsさんによる写真ACからの写真

 

今回は心臓エコー検査と術前外来について書いてみようと思います。

術前外来で病院側から全身麻酔や手術前後のことなどについてどのような説明をされたかをまとめてみました。

【目次】

心臓エコー検査

超音波検査のイラスト

acworksさんによるイラストACからのイラスト

 

2017年5月16日。

先日、心電図を取った時に狭心症の疑いがあると診断され、もしも心臓に何か問題があると、手術が出来ない(手術に耐えられない)ことがあると言われました。

 

そして、この日改めて心臓のエコー検査を受けることになったのです。

 

エコー検査というのは、ジェルみたいなものを塗られてT字型のセンサーでグリグリされるやつのこと。 よく、妊婦さんが胎児の状況を確認するために受ける検査です。

 

癌になったうえに、これでまた心臓に問題がある!なんてことになったら心が折れるなぁと思っていましたが、検査結果は「問題なし!」

 

「手術は問題なく出来ます」と言われて、その日は病院を後にしました。

 

術前外来

2017年5月19日。

この日は「術前外来」に行ってきました。

 

「術前外来」とは何か?病院から渡された資料には次のような説明が書かれていました。

 

「入院から手術までの期間が短いため、手術に必要な情報を前もって患者様へ説明し同意して頂くことを目的としています」

 

私の場合、6月5日の13時に入院、翌6日には手術の予定なので、実質半日の間にあれこれ説明したり、同意書にサインをもらうのが大変なので、事前に説明しますよ、ということらしい。

 

全身麻酔について

麻酔イラスト

歩夢さんによるイラストACからのイラスト

 

この日は何やら警察の取り調べ室のような机が一つ置かれて、相対する形で椅子が置かれている部屋に通されました。

 

そして以下の通り、何人もの担当者が入れ替わり立ち替わりやって来て説明をしてくれたのです。

 

  • 麻酔科医
  • 薬剤師
  • 口腔ケア担当者
  • 手術室看護師
  • 外来看護師

 

最初に麻酔科医のドクターから全身麻酔についての説明を受けました。

 

私、手術の経験は小学生の時に盲腸の手術を受けた1度きりで、その時は下半身麻酔だったので、全身麻酔というのは今回が初めてになります。

 

説明の概略は以下の通りでした。

 

  • 点滴から麻酔薬を注入すると、間もなく意識がなくなる
  • 何度か名前を呼んで麻酔が効いているかどうかを確認する
  • その後、口から気管に人工呼吸用の管を挿入する(気管挿入)
  • 麻酔による死亡例は10万件に1件くらい

 

他にも色々と説明を受けましたが、正直よく分からないまま同意書にサインしました。。(10万分の1に当たらないように願いながら・・・)

口腔ケア担当

口腔イラスト

ふわぷかさんによるイラストACからのイラスト

 

口腔ケアの担当者からは、口の中の細菌(雑菌)などが肺に入って炎症を起こしたり、手術後の合併症を予防するために、手術前に歯垢を取り除くプログラムを予定しているとの説明がありました。

 

口の中を手術するので、当たり前といえば、そうなのかもしれないけど、「そんなことまでするんだ!」と、ちょっと驚きました。

手術前後の流れ

手術室担当看護師さんからは手術前後の流れや注意点についての説明がありました。

 

  • 病室を出る前に弾性ストッキングを身に付けてもらう(血栓症予防)
  • 歩ける人は歩いて手術室に入ってもらう(担当看護師の付き添いあり)
  • 眼鏡は手術室に入った後、預からせてもらう
  • 手術する部位にマーキングをする
  • 麻酔で眠った後、尿道に管を挿入する(尿が自然に排出される)
  • 手術終了後に名前を呼んで麻酔を覚ます
  • 問題がなければ、手術の後はICU(集中治療室)に移動する

 

尿道にチューブを入れるなんて、恐ろしすぎる!!! マジで逃げ出したくなりました。 (でも、まぁ、寝ている間に処置されるので分からないのだろうけど)

 

ご家族の方は・・・・?!

最後に外来看護師さんからは入院してから手術室へ向かう前までの病室でのことを説明されました。

 

[手術前夜]シャワーを浴びて身体をきれいにしてください
[手術当日]手術時間が近づいたら手術着に着替え、弾性ストッキングを身に付けてもらいます

 

本来、外来看護師さんは手術に付き添う家族の方への説明が主らしいのですが、私の場合は家族の付き添いなしなので、その部分はごっそりカット!

 

以前より主治医や看護師さんから何度も家族の付き添いをお願いされてました。 だけど、その当時、父も母も入院中で家族といっても弟しかいません。

 

半日以上かかる長時間の手術中に入院中の両親に万が一、何かあったら弟が対応するしかないので、付き添いなしで手術を受けることを了解してもらったのです。

 

主治医との面談

問診するドクターの写真

きなこもちさんによる写真ACからの写真

 

この日の最後は主治医との面談でした。

 

ここまで、色々な検査や説明を受けてきたわけですが、一つ問題が残っていました。

 

それは、この期に及んで私がまだ手術内容に対しての同意書にサインしていなかったことです。

 

別にビビっているわけでも意固地になっているわけでもありません。 単にセカンドオピニオンとの面談がまだ済んでいないだけだったのですが。。

 

その日もドクターから「早く決めましょうね」と言われてしまいました。

術前外来のまとめと感想

この日、術前外来で受けた説明を簡単にまとめると以下の通りになります。

  • 麻酔科医(全身麻酔の方法やリスクについて)
  • 薬剤師(今、服用してる薬の確認とアレルギーの確認)
  • 口腔ケア担当(口内の雑菌による炎症や合併症予防のために事前に歯垢を取る)
  • 手術室看護師(手術前後の流れについて)
  • 外来看護師(入院直後から手術前までの病室でやることの説明)

だいたい3時間弱くらい掛かりました。

 

それまで、半日くらい掛かる大手術になると言われても、何処か他人事のような気がしていました。

 

だけど、多くの担当の方々から具体的に色々なことを聞かされて、急に手術や治療のことが現実感を伴って心に迫ってきました。

 

全身麻酔をされて、その後に口や鼻それに尿道にチューブを入れられ・・・そんな自分の姿を想像すると恐ろしくもあり「セカンドオピニオンで何とか手術を回避できる治療法が見つかるといいな」と願うばかりでした。