ペンギンオヤジの舌癌闘病と母の介護

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【闘病記005】手術のこと・セカンドオピニオンのこと

説明する医師

説明する医師

oldtakasuさんによる写真ACからの写真

 

今回は今もお世話になっている主治医のE先生と出会い、そして手術や後遺症について説明を受けた話です

今後の治療方法や抗がん剤のことについてセカンドオピニオンを受けようと思った経緯についてもまとめました
 

診察(主治医E先生との出会い)

2017年5月11日。 この日、病院へ行き診察室に入ると、今までとは違う初めての若い男性のドクターが私を待っていました。

 

そのドクターが今もお世話になっている私の主治医、E先生でした。

 

先ずは舌をべーっとして、患部を診てもらいます。

 

内臓系(胃や肺など)の癌だと腫瘍の状態を調べるのにMRIとかPETなどの大掛かりな検査をしないといけないけど、舌癌は舌をべーっとするだけで直ぐに状態が分かるので便利といえば便利(?)なのかもしれません。。

 

手術についての説明

問診する医師の写真

oldtakasuさんによる写真ACからの写真

 

その後、6月6日に予定されている手術のことについて色々と説明を受けました。

 

  • 舌の右側2/3を切除。その切除した部分を再建するために足の筋肉を切り取って移植する
  • 首筋のリンパ節の腫瘍も切除する
  • 手術中と術後の気道を確保するために、一時的に気管(のど)に穴をあける

 

大筋では、以前に聞いた説明と同じでした。

 

次に手術後の後遺症について質問すると次のような答えが返ってきました。

 

舌の切除の影響で・・・

  • 食事が摂りづらくなる
  • 味覚が一部失われる
  • 滑舌が悪くなる

 

また、首筋のリンパ節切除の影響で・・・

  • 腕が上げにくくなるかもしれない

 

とも言われました。

 

やはり、手術がうまくいっても100%元の体に戻るわけではないようで、後遺症を抱えながら、残りの人生を過ごすのかと思うと、少なからずショックでした。

 

それに、それほどの後遺症が残るなら正直、手術は受けたくない!と思ったのでした。

 

説明の最後には、手術後の抗がん治療と放射線治療については術後の経過を見て判断するとも言われました。

 

ただし、首筋には大切な血管や神経がたくさん通っているので、放射線治療はやるにしても1回限り。それ以上はできない、とのこと。

 

セカンドオピニオン

オピニオンの吹き出しイメージ

studiographicさんによる写真ACからの写真

 

話しが少し前後しますが・・・当時、母が入院していた病院の看護師長さんが、私が癌であるということを知ると(弟が喋った!)、「セカンドオピニオンをうけてみてはどうか?」と提案してくれました。

 

セカンドオピニオン・・・最初は迷いました。

 

「癌ではありませんね」なんてことはない筈だから、相談するとしたら今後の治療方針や治療方法について、ということになります。

 

だけど、セカンドオピニオンの費用ってけっこう高額なんですよね。 ネットでざっと調べてみると、30分の相談料が1万円、1時間の相場で2万円。これが相場らしい。

 

セカンドオピニオンは保険適用外なので、どうしても料金が高くなるようです。

 

そんな中、この日の説明でE先生から手術までまだ時間があるので、その間に癌腫瘍を少しでも小さくするために飲み薬の抗がん剤治療をしておきたい、と言われました。

 

使用する抗がん剤は「TS-1」という薬で次のような説明を受けました。

 

  • 抗がん剤を服用すれば、手術までに腫瘍は小さくなる可能性がある
  • 腫瘍が小さくなれば、生活もラクになる
  • 仮に腫瘍が小さくなったとしても、切除する範囲が小さくなるわけではない
  • 副作用としては、気分が悪くなったり吐き気をもよおすことがある(脱毛はしないらしい)
  • 他の副作用としては、免疫力が弱まる

 

腫瘍が小さくなっても手術で切除する範囲が小さくならないのは、腫瘍があった場所に目に見えない癌細胞が残ってしまう可能性があるからとの説明でした。

 


 

切除範囲が小さくなるわけでもなく、免疫力が弱くなってしまう抗がん剤をこのタイミングで使うべきなのかどうか?

 

正直「迷った!」というより、気持ち的には今は抗がん剤はイヤだと思いました。

 

しかし、「癌」なのです。自分の気持ちだけで判断してしまって良いのかどうか。。

 

その時、ひらめきました。

 

こういう時こそ、セカンドオピニオンに頼るべきではないのかと。

 

E先生の説明を受けた後、(うまく言葉を話せないので)手帳に「セカンドオピニオンを受けてみたいので、紹介状をお願いします」と書いて先生に見せました。

 

イヤな顔をされるかなぁと思ったのですが、普通に「分かりました。それじゃ、それまで抗がん剤は保留にしましょう」と対応してくれました。

 

抗がん剤もイヤだし、手術も受けたくない!せめて、セカンドオピニオンでもっと良い治療法が見つかるといいな・・・かすかな希望を抱きながらそんなことを思ったのでした。

 

癌は自分で治す

空に拳を突き上げているイメージ写真

癌について何冊かの本を読んでみて、少し分かってきたことがありました。

 

癌の治療って何でもかんでもお医者さん任せ、病院任せという受け身の態度ではダメだと思うのです。

 

不安なことがあれば、自分で勉強するなり、お医者さんに納得いくまで説明をしてもらう。

 

治療方法についても、主治医やセカンドオピニオンなどと相談して最適と思われる方法を(自分が納得したうえで)決めて、治療を受ける。

 

ただし!所詮、専門知識のない素人なので、誤った情報に騙されないようにすることは必要。書籍でもネットでも信頼できる情報なのかどうかは慎重に判断しないとダメです。

 

そういったことを踏まえて、癌は「治してもらう」という受け身の姿勢ではなく、「自分が治す」くらいの決意が必要だと考えるようになっていました。