ペンギンオヤジの舌癌日記

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【闘病記004】検査結果「ステージ3の舌癌」首への転移あり

問診

問診032

  acworksさんによる写真ACからの写真

 

今回は癌の告知後に受けた検査の結果と手術について説明を受けた時の話しです。

検査結果は自分で考えていたうち最悪の結果でした。

そして手術の内容も思っていた以上にハードなもので自分の未来に不安を感じました。

 

検査結果前に思ったこと

癌の告知を受けた後、ドクターからは「本当に癌かどうか詳しく調べます」と言われ、いくつかの検査を受けました。

 

血液検査、尿検査、レントゲン検査、PET検査、CT検査などなど・・・

 

詳しくはこちらのページをご覧ください。

【闘病記002】「舌癌」告知後の検査

 

2017年5月2日。
この日はそうした先日来の一連の検査結果を伝えられる日でした。

 

病院へ行く前は「検査の結果、癌ではなく良性の腫瘍でした・・・」ということにならないかなぁ、と甘いことをチラリと考えたりしました。

 

でも、さすがにそれは「ない」だろうと思い、せめて他への転移がなければいいというふうに思いました。

 

しかし、伝えられた検査結果は・・・

 

検査結果

聴診器とカルテの写真

oldtakasuさんによる写真ACからの写真

 

ドクターから伝えられた検査結果は以下の通りでした。

 

  • 舌の腫瘍は悪性、つまり癌でステージ3
  • 首の右側のリンパ節への転移が見つかった
  • その他の転移は見つからなかった
  • 5年生存率は50%

 

自分で考えていた可能性の中で最悪の「転移あり」でした。

 

事前の触診では首回りのリンパは大丈夫そう、みたいなことを言われていたんですけどね。。

 

癌のステージ

がん啓発のイエローリボン

acworksさんによる写真ACからの写真

 

私は「ステージ3」の舌癌と診断されました。

 

最初に「ステージ3」と聞いた時には末期癌の一歩手前!と思いました。

 

ご存知の方もいると思いますが、癌はその進行度合いによってステージ0からステージ4までの5段階に分けられます。

 

0期:がん細胞が上皮内にとどまっており、リンパ節への転移もない。
1期:がんが上皮層を突き破っているが、筋肉の層にとどまっている。リンパ節へは転移していない。
2期:がんが筋肉の層を越えており、リンパ節へ転移しかけている。
3期:がんがリンパ節へ転移している。
4期:がんが他の臓器へ転移している。
(出典)がんのステージとは(SBI損保)

 

私の場合は首回りのリンパ節への転移がありましたが、他の臓器への転移はなかったので「ステージ3」という診断になったわけです。

 

また、主にステージ4のがんのことを「末期がん」という言い方をされることもありますが、医療の現場ではステージ3、4の癌を「進行がん」と言われることもこの時知りました。

 

・ステージ1、ステージ2 → 早期がん
・ステージ3、ステージ4 → 進行がん

 

そして調べてみると、必ずしも「ステージ4=末期がん=余命わずか」というわけでもないことも分かりました。

 

手術について

無影灯の写真

acworksさんによる写真ACからの写真


 

検査結果の後、手術についての説明を受けました。

 

  • 手術はおよそ1か月後の6月6日に行う予定
  • それまでの間は手術に耐えられる体力作りをして欲しい
  • 舌の2/3を切除し、太ももから筋肉を取って舌の再建手術も同時に行う
  • 手術はほぼ1日掛かりとなる
  • 退院までは約1か月ほど掛かる予定

 

つづいて手術後の後遺症についても説明されました。

 

  • 舌っ足らずな話し方になる
  • 飲食の際には飲み込みがうまくできなくなるので、少し上を向いて喉に流し込むようになる

 

最後に、心電図の波形に異常が出ているので、今後さらに検査をして手術に耐えうるかどうか評価するという話しもされました。

 

ドクターの話しを聞き終えると、色々なことが頭の中をグルグルと駆け巡りました。

 

取りわけ気になったのは、手術の後遺症で、もう元の身体には戻れないんだ・・・ということと、1日掛かりの大手術なんて一体いくら掛かるんだろう?というお金の心配でした。

 

ただ、「5年生存率50%」と言われても不思議と「死」への恐怖とかは感じませんでした。

 

むしろ、大掛かりな手術をして後遺症を抱えて、オレはそこまでして生きている価値があるのだろうか?と思ったくらいです。

 

検査はまだ続く

MRI装置の写真

acworksさんによる写真ACからの写真

 

午後はMRI検査。

 

口のあたりと首回りを重点的に撮影するので、「口を動かさないようにしてください」「唾を飲みこまないようにしてください」と言われました。

 

そう言われたって、だんだん口の中に溜まってくる唾を4分も5分もじっと我慢しているのはタイヘンでした。。

 

基本的に寝ているだけの検査でしたが、妙に疲れました。

 

生きるための闘い

げんこつの写真

しみるけいさんによる写真ACからの写真

 

朝9時半頃に病院に入り、すべてが終わったのが16時過ぎでした。

 

いっぺんに色々なことを言われて最初はかなり動揺もしましたが、病院を後にする頃になるとだいぶ気持ちも落ち着いてきました。

 

改めて頭に浮かんだのは

 

「とにかく、これから生きるための闘いをしなければならないんだ!」

 

という思いでした。

 

手術までの1か月の間に、何をしなければならないのか? 何をするべきなのか?しっかり考えて行動しよう!

 

気持ちが少し前を向いた瞬間でした。