ペンギンオヤジの舌癌闘病と母の介護

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【書籍002】「それでは実際、なにをやれば免疫力があがるの?」

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「それでは実際、なにをやれば免疫力があがるの?」
一生健康で病気にならない簡単習慣

飯沼一茂:著
ワニブックス

 

癌の告知を受けて以来、癌という病気のことをちゃんと知ろう!と思って、何冊も本を読み漁りました。

 

試しにアマゾンで癌に関する本を検索してみてください。

 

ズラーーーっとたくさんの本がヒットするはずです。

 

至極、真っ当なものから怪しいものまで玉成混合です。

 

私も最初はワケも分からず「これはっ!」と思うようなものを手当たり次第に読みました。

 

癌の治療については標準治療(手術、抗がん剤放射線治療)を解説したものから、怪しいものまで色々な本が出版されています。

 

しかし、何冊かの本を読んでいるうちに気づいたことありました。

 

イメージでいうと「癌の治療」よりももっと手前にある「免疫力」というものが大切だということです。

 

「免疫力」・・・よく耳にする言葉ですが、具体的に免疫力を高めるには何をすればいいのか?そんなことを知りたいと思ったときに出会ったのがこの本でした。

アマゾンの内容紹介

本書では、最新の免疫研究に基づいたさまざまな「どっち?」を紹介します。

免疫力を高めるために、

「歯の磨き方で正しいのはどっち?」、

「正しいお風呂の入り方は?」、

「毎日飲みたい魔法のような飲み物は?」、

「塩分は免疫にとって必要?不要?」、

さらには「免疫力アップに有効な運動はどっち?」まで、

少しのコツで健康寿命を大幅に伸ばすことができる。

「習慣」をクイズ形式でわかりやすくご紹介していきたいと思います。

 

体温を高める

体温を1℃上げるだけで、免疫力は5~6倍も高くなるといわれ、反対に1℃下がると3~4割も落ちると言われています。

なぜ体温が上がると免疫力があがるのか?

 

体温が上がる→血管が広がり血流が良くなる→リンパの流れも良くなる→免疫細胞が活性化される

 

こんな感じで、風が吹けば桶屋が~的な理由です。

 

まぁ、それはともかくとして覚えておかないといけないのは「身体は冷やしてはいけない!」ということだと思います。

 

理想の体温は36.5℃~37℃です。もし35℃台だとしたら、それは要注意。がん細胞がもっとも好んで繁殖するのは35℃台の低体温ですから、そういう方は体温を上げる努力をしましょう。

 

ちなみに私はどちらかというと体温高めなのですが、癌の手術を受ける前は常に35℃台でした。

スマホの体温グラフの画面


▲これは私の体温をスマホのアプリに記録したものです。

 

2018年4月に癌の再発転移が見つかり、5月に手術を受けました。

 

このグラフを見てもらえば分かるとおり、癌の再発が見つかった18年4月は体温が35℃台でした。

 

それが手術を受けた5月以降は上昇して、36.5℃前後で安定しています。

 

医学的なエビデンスがどれだけあるかは分からないのですが「癌細胞が低体温を好む」というのは割と多くの本に書かれているので、当たらずとも遠からずなのかなって思ってます。

 

反対に高熱になると癌細胞は消滅するという話しもあって、この本の中でも「がん細胞は39.6℃付近でほとんどが死滅する」と書かれています。

 

2、3日の間、高熱でうなされた後、癌が消えていたという人の体験を以前にテレビで見たことがあります。

 

しかし、癌になったからといってそんなに都合良く39℃の高熱が出るわけでもないので「あぁ、そうなんだ」くらいで覚えておけばいいのかなって感じです。

 

また体温を測るのは風邪をひいたときだけ、という方が多いと思いますが、日常的に測定するクセをつけることも大事。

1日のなかでも体温は変化します。一般的に早朝が最も体温が低くて、夕方が最も高くなるといわれています。

 

そんな理由があるからか、私が入院していた病院では朝6時頃と夕方3時頃に検温がありました。

 

今でも私は朝と夜の1日2回、体温を測っています。

 

毎日、体温を測ることで次のようなメリットがあると思います。

  • 自分の平熱が分かる
  • 体温が変化したことを早くに知ることができる

 

平熱はだいたい36.5℃前後と言われていますが、人によっては高めだったり、低めだったりすると思います。

 

毎日の体温測定で自分の平熱を把握しておけば、何か身体の変調があって体温が変化したとき、直ぐに気づくことができますよね。

この本を参考にして、私が体温を高めに保つためにおこなっていることは以下の通りです。

 

▼私の習慣

  • 毎日2回、体温を測る
  • 食事の最後は温かいもので終わらせる(お茶、スープなど)
  • 冬場は首筋(ネックウォーマー)、手首(長めの手袋)、足首(レッグウォーマー)の保温をする

 

他にこの本ではシャワーではなく入浴を勧めていますが、夏場はシャワーで済ましてしまうことが多いです。。。(なるべく、がんばるようにします)

 

口の中を清潔に保つ

愛知県がんセンター研究所によると、1日2回歯をみがく人は、1回しかみがかない人と比べて、口腔がんの発症リスクが3割も低いとされ、1回もみがかない人は1日1回みがく人より1.8倍も口腔がんリスクが高まることが明らかになっています。

これは口の中を清潔に保つことで発がん性物質の一つ、アセトアルデヒドが作り出す細菌が除去されるためと考えられています。

要は口の中を不潔にしていると口腔がんの発症リスクが高くなる!ということです。

 

歯磨きは1日に2回、もしくは最低でも1回はしますよね。

 

この本によれば大切なのは朝の歯磨きのタイミングにあるそうです。

朝起きたとき、口の中がネバネバしたり、口臭がきついなぁと感じることはありませんか?

それは寝ている間に口腔内の菌が増殖している証拠です。朝、歯磨きをする前は、菌がもっとも増殖した状態だといわれています。

朝起きて口の中に増殖した菌があるにもかかわらず、歯をみがく前にご飯を食べるなど言語道断。非情に怖いと言わざるを得ません。

 

朝起きて直ぐの口の中は、相当やばいらしいですよ。テレビでもやってました。

 

歯もみがかずに朝ご飯を食べてしまうと、菌が身体の中に入り込んで糖尿病、高血圧、動脈硬化心筋梗塞脳卒中の要因にもなるそうです。

 

私の場合、そうは言っても朝食後にまた歯磨きをすることになるので、起きたら直ぐにモンダミンで口の中をすすぐようにしています。

 

それと口の中を清潔に保つために私はスポンジブラシも使っています。

 

スポンジブラシのイラスト

スポンジブラシ

ふわぷかさんによるイラストACからのイラスト

 

歯磨きでは歯をみがくのに対して、スポンジブラシでは歯以外の部分、舌の表と裏、歯と頬の間などにある食べかすなどを取り除きます。

 

▼私の習慣

  • 1日に3回、歯を磨くのは当たり前
  • 起きたら直ぐにモンダミンで口の中をすすぐ
  • 歯磨きの後にはスポンジブラシで磨き残しの食べかすを取り除く

 

笑いが免疫力を上げる

笑いが、免疫力を上げるというのはすでにおなじみの話。

医療現場でも笑いの重要性が幅広く認知され、がん患者に落語や漫才の番組をみせることを、治療プログラムに取り入れている病院もあるほどです。

同様に、歌うという行為には免疫を活性化してくれる働きがあります。

 

「笑いが免疫力を高める!」これは多くの本に書かれていることです。

 

笑うことで気持ちがリラックスして副交感神経が優位になるからですね。

 

私も最近はちょっとご無沙汰ですが、一時期はかなり意識して落語や漫才、コントの動画を見るようにしてました。

 

ちなみにお気に入りは落語は立川志の輔さん、コントはサンドウイッチマンと東京03です。

 

「楽しむ」、「前向きになる」ということは自律神経のバランスとともに免疫システムの不調を整え、病気に負けない体と心を養ってくれるのです。

私は嫌なことやツラいことがあったとき、ダメダメだった1日の終わりには意識してツイッターで前向きな言葉をつぶやくようにしています。

 

そうすることで、気持ちが切り替えられるからです。

▼私の習慣

  • 意識して「お笑い」の動画を見る
  • 散歩をしている時など、1日に何度か意識して口角を上げてみる
  • 気持ちが落ちたときほど、ツイッターで前向きな言葉をつぶやく
  • スマホのアプリでストレスチェックをする

まとめ

今回はこの本の第1章「暮らし」編からいくつか気になるところをピックアップしてご紹介してみました。

 

それと併せて私が実践している小さな習慣もまとめてあります。

 

「免疫力」はなにも癌だけに作用するものではありません。今、健康な人にとっても将来、病気になったりしないためにも必要なものです。

 

この本の著者は日本免疫予防医学普及協会代表も務める医学博士です。

 

読んでいただければ分かると思いますが、そんなに奇をてらったことが書いてあるわけではありません。

 

もしかしたら、どこかで聞いたことある話しばかりだ!と感じる人もいるかもしれません。

 

だけど、私が思うに「知っていることと出来ていることは別物」だと思うのです。

 

癌の治療に限らず健康な身体を保つために、生活習慣を見直したいと思っている人にはぜひともおすすめしたい1冊です。