ペンギンオヤジの舌癌日記

舌癌ステージ3の闘病と母の介護についての記録

【闘病記003】手術前の栄養補給について(免疫栄養剤とアロエヨーグルト)

パワーアップのイメージフォト

bBearさんによる写真ACからの写真

 

今回は手術前の栄養補給の話しです。

舌の痛みで食事が摂りづらい中で病院から勧められた栄養剤とアロエヨーグルトでしのいでいました。

栄養剤に含まれる「アルギニン」という栄養素についても調べてみました。

免疫栄養剤をすすめられた

診察のときにドクターから、次のようなことを言われました。

 

  • 舌癌の患者さんは痛みから食事を摂れなくなる人が多い
  • 食事をとらないから体内の栄養が不足するし、体力も衰えてくる
  • そうすると、手術後に合併症や感染症になってしまうことが多い

 

そして、「今から手術後を考えて、食事や栄養補給をして下さい」と言われ、このパンフレットを手渡されました。

 

ネスレ・インパクト(栄養剤)のパンフレット写真

 

ネスレが出している「インパクト」というミルクコーヒー味の「免疫栄養剤」です。

 

ドクターからはこれを毎日4本ずつ飲むと良いと言われました。

 

手渡された資料には、この飲料を飲むことで次のような効果が期待できると書かれていました。

  • 免疫力を高める
  • 傷の治りを早める
  • 手術後の合併症、感染症などの危険性が少なくなる

 

自分でも少しネットで調べてみると、メーカーのWEBサイトに次のような商品説明がありました。

 

"攻め"と"守り"の栄養戦略にからだをつくるためのアルギニン・EPA飲料
・アルギニン(2,400ml)
EPADHA(640ml)

▼メーカーWEBサイト

インパクト(ネスレヘルスサイエンス)

アルギニンとは何か?

アルギニンとは何か?更に調べてみました。

・アルギニンはアミノ酸の一種

 

・細菌やウイルスに対する抵抗力を高める働きや体内で発生する癌細胞を攻撃する働きがある

 

・手術後の回復を促し、感染症合併の発生率を下げるものとして、アルギニンが加えられた輸液が使用される

 

つまり、免疫細胞を活性化することで癌細胞を攻撃する力を高めてくれるうえに、手術後の合併症まで防いでくれる「ありがたい栄養素」だということが分かりました。

 

・アルギニンって何だろう?(協同組合 藤沢薬業協会)

 

・健康維持を支えるアミノ酸、アルギニンってなに?(グリコ)

食事は苦行

インパクト」は1パック、125ミリリットルと少量なのに、これを飲むのがなかなか大変でした。

 

食事の前に先ず、とても強いと言われて処方された痛み止めの粉薬をオブラートに包んで、何とか飲み込みます。

 

10分くらい経つと薬が効いてきて、それほど口内の痛みを感じなくなってきます。

 

そして、やっと「インパクト」を飲み出すのですが、こいつが患部に触れると、痛いというよりヒリヒリした感じがするので、まるでチェイサーのように水と交互に飲むようにしました。

 

この頃はたった125ミリリットルを飲み干すのに5~10分くらい掛かっていました。

 

そして、気持ち的にはもうそれ以上、何も口にしたくないのだけど、手術後に備えて、何か身体に良さそうなものを!と思い、両親が毎朝食べている森永の「アロエヨーグルト」を食べることにしました。


余談ですが・・・

 

アロエは「医者いらず」と言われるほどの万能薬としても知られてますよね。

 

昔、母がこんな話をしてくれたことがありました。

 

母が何かの検査をした後、お医者さんから「十二指腸潰瘍が治った形跡がある」と言われたそうです。

 

これを母はアロエをよく食べていたからだ、と私に教えてくれたのです。

 

それ以来、何となく私もアロエの効能を信じるようになり、今回ももしかしたらアロエが癌を退治してくれるのではないか?と淡い期待をもちながらアロエヨーグルトを食べようと思ったのです。

 

もちろん、アロエヨーグルトで癌が治るはずもないのですが。。

 

話を元に戻しますが、 アロエヨーグルトも患部に付着するとヒリヒリするので、ひと口食べては水を飲み・・・それを繰り返し10分以上も掛けて食べていました。

 

この頃は1日に3回、毎食同じものを食べていました。

インパクトが1パック、110kcal 4パックで440kcal
アロエヨーグルト(80g)が1個、69kcal 3食で276kcal

合計で716kcal。

 

今から思えば、これだけのエネルギーでよくもったなぁと思います。

 

それでも!癌に負けないために!手術を乗り越えるために!と思って、ヒリヒリする舌に耐えながら、とにかく頑張って栄養摂取していたのでした。

 

まとめ

私の場合、癌の告知から手術まで約1か月の時間がありました。

 

その間、ドクターからも言われて自分でも意識していたのは10時間を超える大きな手術に耐えられるだけの体力をつけるために、とにかく必要と思われる栄養を充分に摂ることでした。

 

1日に716kcal・・・今から思えば普通の食事1食分のカロリーしか摂れていませんでしたが、痛み止めがないと水さえ飲めない状況だったので、これで精一杯だったかなとも思うのです。